趣旨

2vs2の練習は、二人での攻守のポイント、一人での攻守のポイントをそれぞれしっかり伝えよう。

やり方

1. 7m×5mのピッチをマーカーで必要数用意する
2. 一つのピッチを四人で使おう
3. 2vs2を行う
4. いずれかからボールを出してスタート
5. 決して蹴りださない、体や腰を入れて奪う
6. 勝てば次の2vs2に交代、15秒で決着がつかなくても交代
7. 外の人もコーチングする

コーチングのポイント

二人での攻撃 ボールを持っていないプレーヤーへのコーチング

体の向き、ボールの持ち方、奪われない能力などからパスの出る先を読む

斜め前のパスが来て前でもらうことのコンセンサス（同じ考えの共有）

壁パスか、オーバーラップか、カバーリングか、の予測、瞬時の切替、瞬時の動き

二人での攻撃 ボール保持者へのコーチング

常に前に向かおうとする姿勢

ボールを奪われない。体、手を使い、ボールサイドに相手を入れない

体で相手の体を、軸足で相手の足をブロックしながらボールをコントロールする

斜め前にパスを出し、前で受けてくれることのコンセンサス（同じ考えの共有）

二人での守備 ファーストディフェンダー（最初に奪いに行くプレーヤー）へのコーチング

ボールを奪うための積極的攻撃的なアプローチ、チャレンジ

ボールに触る、奪い合いに負けない

ワンサイドカットを意識

体、腰を入れ、奪う

反転できる姿勢、瞬発力を出せる姿勢

二人での守備 アナザーディフェンダー（もう一人の守備プレーヤー）へのコーチング

「こぼれを拾う」「パスを受ける」「カバーリング」の瞬時の変化対応に集中する

ファーストディフェンダーが抜かれた場合、もう一人が守備態勢に入るまでアタッカーを止める、前に抜かれずワンサイドカットしながらアタッカーの前を消す