p189 瞬時の攻守交替~判断 反転 移動

Scene Mobile
趣旨
攻撃的なサッカーは誰もが求めるものだが、そのための大元は守備である。攻撃と守備は別物ではなく、常に表裏で動き、変化する一体のものである。守備のときとは相手が攻撃のときです。ボールを奪って数秒のときに大きなチャンスがあります。相手の守備が整う先に、そのチャンスをものにすることが大事です。瞬時の攻守の切替、判断と反転と移動、この三つが早ければ早いほど攻守は一体化し動き続けるサッカーが可能になる。この動きの勝るチームが常にゲームの主導権を握ることになる。
準備
  1. 1辺が10m~15mのスクウェアを準備する
  2. ボール数個
やり方
  1. 相手としてコーチが一人入り、インターセプトを狙う
  2. 味方のボランチやゴールキーパーを仮定したコーチが入る
  3. 選手は4人組で参加する
  4. ボールを味方コーチに渡してスタート
  5. 味方がボールを持ったとき、その前の選手はタテ、ヨコに拡がり、パスコースで受けられるように顔を出す
  6. 最初は足元で受けるドリルを繰り返そう
  7. 相手ゴールラインを持って越えればゴール
  8. 相手コーチにインターセプトされた場合、瞬時に中央に戻る
コーチングのポイント
  1. 見て、状況判断して、行くか戻るかの決断を早くし、瞬時にターンと移動する
  2. 移動するところはゴール前、間に合えばボールに行ったり、パスコースを切ったりして止めよう
バージョンアップ
  1. 相手を増やす
  2. 足元への早いパスに加え、その前のスペースへの適切なパスも使う
  3. 人数を増やしゲーム形式で行う