[tactics] t092 サッカーをシンプルに考えて動こう
1.サッカーとは元来シンプル 二つの局面において技を極めよう
- 『ボールを奪おうとしているとき』
- 『ボールを奪われないように、ゴールに運んでいるとき』
サッカーをひとことでいうと、「ボールを奪われないで、ゴールに運ぶ」ということです。そして小学生以下の若い世代にとってこの奪われないためのもっとも必要なプレーの一つが、「体を使ってボールをコントロールすること」です。
ポイント
- 先にボールに触る
- 先に体を入れる
- 自分のプレーする場所(スペース)をスクリーンで確保する
- 奪われないために脚や体でスクリーンしながらドリブルする
- 奪われないために上半身を使う
2.相手を知り、状況・変化に対応できる動き・ポジションをめざそう
- 状況 チャンスとピンチを予知し、全員がいずれの場合にも対応できるポジション・体の向き・次に何をするかの意思を準備しよう
- どのスペースを使うか、どこにスペースをつくるか、危険なスペースを消すか、がテーマである
- 相手の力・スピード・技術・ボールの奪い方の熟練度を測ろう
- 自ら創造的・指導的・行動的になろう
3.大切な技術と行動
- パス&ゴー(1人で2人分のはたらきが可能になる)
- 2つ以上のパスコース(スペース)を確保する周りのアイデアと動き
- 確実なツータッチ(トラップの高い技術、パスを出す人と受ける人の同じ意図)*足の裏のトラップ技術は高めておこう
2008 Kenichi Nakano,Copyright reserved