クラブへ協力

子どものサポートであることを忘れずに
一般的に、少年団やクラブの活動に
は、みなさんの協力が不可欠です。
みなさんの一生懸命な応援や献身的
な協力のお気持ちはたいへんありがた
く、子どもたちにも励ましになります。
練習の送り迎え、また、特に遠征や
試合等では、年齢が低いほど、引率や
お世話の必要が生じます。
実際、そういった協力なくしては運
営が成り立たないクラブもあります。
何から何まで、やれる限り何でも、
ではなく、クラブの考え、指導方針と
合うようにしましょう。クラブとよく
相談して、求められていることを確認
しましょう。
いちばん重要なのは「子どもたちの
成長にいちばんいいこと」を
することです。みなさん
のやりがいや満足、あ
るいは大人同士のつ
ながりを保つため
ではないのです。
本当はクラブに積極的にかかわりた
いと思っていても、いろいろな事情で
できないばかりに、いたたまれず子ど
もにクラブをやめさせてしまうのも、
残念なことです。子どもが犠牲になる
ようなことがあっては本末転倒です。
あくまで子どもの活動のサポートで
あることを忘れずに、大人同士で考え、
話し合い、カバーし合っていくことが
大切です。
ただし、無関心はこどもにとって非
常にさびしいことです。
忙しい、余裕がない、といった事情
はあるかもしれませんが、気にかけ、
関心をもち、機会をつかまえてそれを
表現するには、いろいろな方法がある
と思います。できるやり方か
らやってみてはいかがで
しょうか。気にかけ
てもらっているこ
とは、子どもにと
って喜び、励み、
勇気になります。